時折ニュースなどで見かける「カジノ法案」。
日本にカジノができるのか、できないのか、進んでいるようで進んでいないというのが外から見ていると感じます。
日本にカジノ施設(ランドカジノとも言います)はできるのか?
できるとしたらいつになるの?
日本でも海外のようにカジノで遊びたい!と思っている方はぜひご覧ください。
今後日本にランドカジノはできるのか
話は進んでいる!が、いつになるかは未定。
元々、2020年の東京オリンピックや2025年の大阪万博に合わせてカジノ施設を作るかという話にはなっていました。
外国人観光客にももっとお金を落としてもらえる策の一つだったのだと思います。
しかしながら、地元住民の反対や、なにより新型コロナウイルスが猛威をふるったことで当初の予定のように行かなくなりました。
現状、2029年になると言われることもありますが、超えるべき壁は多く難航しそうです。
超えるべき壁とは?
地元住民の反対の声、そして法の整備です。
ひとつめ、地元住民の声ですがどうしても起きてしまいます。
市民団体によるデモがあったのも事実です。
そういったことも加えて行政がどう対応していくのかも注目です。
2つ目、現在の賭博法ではあまりカジノのことには触れていません。
オンラインカジノは年々日本人プレイヤーが増えていますが、賭博法はカジノプレイヤーを前提として作られていないので仕方ないかと思います。
そのため今後カジノの話が進めば法律の整備は必須と言えます。
であれば条件付きで合法、または違法になる可能性だって残っていますね。
また、なんの法の整備をすることなくカジノをスタートしてしまい、犯罪の温床になってはいけませんよね。
最近のカジノ進捗
2022年4月、大阪府と大阪市が政府にIR整備計画を提出。
2023年4月に正式に計画が認定されました。
「IR」について説明します。
IRとは、「統合型リゾート施設」のこと。
カジノだけではなく映画館、ショッピング施設、レジャー施設等いろんなエンターテイメントが一つの敷地の中に収まっている形です。
海外のランドカジノは建物一つ全てカジノ用なので、少し異なりますね。
色々な娯楽が混ざっていることで、カジノの要素を少し薄めて賛成をもらいやすくしているのかな、と思います。
よく見るカジノ法案とは?
日本のカジノの進み具合を調べるとよくこの言葉を見かけます。
2016年に通称「カジノ法案」と呼ばれている、統合型リゾート(IR)整備推進法案が生まれたからです。
この法案が日本カジノ界を動かすことになりましたが、これはストレートにカジノを作るための法案ではありません。
あくまで「今後カジノ運営のために整えていきましょう」くらいのものです。
「法案」なので日本にランドカジノが生まれるかもしれない、と言えるのはまだまだ先になりそうです。
カジノができるとしたらどこになる?
カジノ施設ができるなら、この3ヶ所でほぼ決まり!
「法案」レベルでも決まっていることはあります。
それは統合型施設の候補地です。
大阪(夢洲)、和歌山(マリーナシティ)、長崎(ハウステンボス)。
大阪(夢洲)が一歩リードで候補地して決定しました!
ただ、それでも予定では2029年ごろを予定しています。
カジノに来た観光客がついでに周辺で遊んで、更に地域を活性化、そして経済を潤わせようという期待があるのでしょう。
まとめ
いつまでにカジノ施設ができるとは言えないところがもどかしいですね。
これまで日本になかったものを新しく作るというのは、こんなにも時間や法整備や手続きなどプロセスが必要ということ。
ただカジノについては全く予定がない、というわけでもありません。
首を長くして待ちましょう、というのが現状です。